紀北町ってどんな町?

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文月 ふみづき
アカイカ、ホンハゲ、クエマス

皮剝(カワハギ)

皮を剥がなければ食べられないからカワハギと呼ばれる。関東ではハギ、またはカワハギ、関西ではハゲまたはマルハゲと呼ばれ、釣りをする人なら誰もが一度は熱中する魚。刺身にすると非常においしい。少々の塩と酒を肝に加えてたれを作り、うす造りにしたカワハギをつけて食べる「共あえ」は絶品。
カワハギはフグの仲間に入るが肝にはまったく毒がない。刺身にしたあとの中落ちと頭を使ってうしお汁を作ってみるのもいい。水から入れて煮立て、酒と塩、しょうゆで調味する。ちなみに、うしお汁にした場合一番美味なのは目の下のほおの部分。

さかな飯

脂がのったサバ・ニンジン・シイタケ・タケノコ・ゴボウなどを細かく切って、醤油、砂糖で味付けした炊き込み御飯。地元では法事の時、近所や親戚に配ることもある。

きほくの方言

オドリャ(お前)
(例)オドリャ、コリャ、ドシコンダルジョ
お前はこら、なぐるぞ

まつり

燈籠祭

昭和3年に始まった燈籠流しは、今や東紀州の夏を彩る一大イベント。昭和49年を最後に中断していたが、昭和62年『燈籠祭』として13年ぶりに復活し、全長35メートルの巨大燈籠『龍』が製作された。以後、十数メートル級の燈籠が登場、花火をバックに海上に煌煌と舞う艶やかな燈籠の姿は、毎年行われる多彩なイベントとともに、祭気分をより一層盛り上げている。現在では県外からも多数の観客が訪れている。

2009年燈籠祭の動画をこちらのページからご覧いただけます。

きほく七夕物語

きほく七夕物語

紀北町海山区を流れる清流銚子川を天の川に見立て、願いを込めた灯りを流すイベント。

きほくの民話

大白神社の御神体

 上里の松場氏の先祖が、大白浜に座って休んでいると、御光のさした木の株が流れてくるので気味わるく思って、場所を変えると変えた方へ流れてくる。いよいよ不思議なことだと、この村の人たちにこの御神木をこの村でお祭りしなさいといって、祭ってもらった。
 この御神木が大白神社の御神体である。はじめこの尊い木の株は九木浦に流れついたそうだが、九木の人がおしもどしたので、大白神社の祭の日に九木の人がお参りすると雨が降るという。
 松場家では、三浦の豊浦神社に御遷宮の折棟木を寄進していた。
 大白神社の近在の村々では、胡瓜の初なりは必ず大白さんにあげてからというので、初なりの胡瓜は海へ流す。ちょうど胡瓜を切った断面が大白神社に紋によく似ているからだという。

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